おはようございます。りーとんです。
今日も新聞解説ながら聞き、元気にやっておりますよ(*'▽')
■2024.03.16新聞解説ながら聞きLine Up！
①日産とホンダ、EVで提携検討へ
②日鉄によるUSスチール買収を巡る情勢
③次期戦闘機の第三国輸出、自公合意
■2024.03.16社説からの見どころPick Up！
さて、続いて今日の社説ですが、同性婚訴訟について産経・毎日・朝日の三紙が取り上げています。
先日の札幌高裁による同性婚訴訟を認めないのは、憲法における「法の下の平等・婚姻の事由・個人の尊厳」に関する三つの項目について、「違憲である」という控訴審判決について、産経は強い論調で反対を表明しています。
産経
「同性婚を認めるもので、国民の常識と隔たり受け入れられない。社会の根幹を成す伝統的な家族制度を壊しかねない不当な判決である。」
「同性愛者など性的少数者への差別解消や権利擁護と、結婚や家族のあり方の議論は分けて考えるべきだ。」
「拙速な議論は社会の分断を招き、かえって差別解消から遠のきかねない。」
一方、毎日・朝日は札幌高裁の判断について歓迎の姿勢を示しています。
毎日
「同性愛者と異性愛者が社会的に区別されるいわれはない。ともに個人として尊重されるべきだと、明確に示した画期的判断だ。」
「性的指向は個人のアイデンティティーに関わり、法的に保護される必要があるという当然の認識から、導かれた結論だ。」
朝日
「昨年２月に実施した朝日新聞の世論調査では、「同性婚を法律で認めるべきだ」と答えた人が７２％に上った。３９０以上の自治体が同性の２人の関係を認める「パートナーシップ制度」を導入しており、人口カバー率でみると８０％を超える。 同性カップルの存在を自然に受け止めている社会の変化に、法制化に向けた議論すら始めようとしない自民党は気づいていないのだろうか。」
同性婚訴訟は、まだ続きます。引き続きWatchが必要ですね。
また、本日りーとんが【新聞解説ながら聞き】で取り上げた話題も、①日産・ホンダ提携については、
日経
「新連合には王者トヨタへの対抗軸になって、日本の自動車産業を活性化させる役割を担ってほしい。」
と期待感を持っています。
また、②の日鉄によるUSスチール買収に関する懸念も日経がりーとんと同様の論調を展開しています。
日経
「日鉄が強みを持つ先端鋼材の技術をUSスチールの工場にも展開することで、米国の供給網の強化に寄与するはずだ。今回の買収で米鋼材市場の寡占度が著しく高まるわけではなく、競争政策上の懸念もほぼない。この買収は敵対的ではなく、両社経営陣の合意による。」
そして、③次期戦闘機については読売は歓迎の論調、一方で毎日は問題視するお論調を展開しました。
読売「日本の防衛力を強化するのは当然として、友好国との協力を深めなければならない。防衛装備品の輸出政策はその重要なツールである。自民、公明両党が、日英伊３か国で共同開発する次期戦闘機について、第三国への輸出を認めることで合意したのは一歩前進だ。」
毎日「高い殺傷能力を持つ戦闘機の輸出は、国際紛争を助長する恐れがある。憲法の平和主義に反しかねない問題だ。」
こちらも今後の動きにまだまだ注目ですね。
■2024.03.16 社説一覧
［社説］自動車の転換に挑む日産・ホンダ提携 - 日本経済新聞
［社説］日鉄のUSスチール買収を政治化するな - 日本経済新聞
社説：次期戦闘機輸出 安保協力を深める大事な一歩 : 読売新聞
社説：北陸新幹線延伸 観光需要を復興の足がかりに : 読売新聞
＜主張＞同性婚で高裁判決 国民常識と隔たり不当だ 社説 - 産経ニュース
＜主張＞中国の海外闇警察 「スパイ天国」でいいのか 社説 - 産経ニュース
社説：同性間にも「婚姻の自由」 尊厳を守る画期的判決だ | 毎日新聞
社説：戦闘機輸出の自公合意 なし崩しで突き進むのか | 毎日新聞
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