2024年3月25日 7 分で読了

2024.03.25 ながら聞き&社説PickUp!(Bonus Trackアリ)

2024.03.25 ながら聞き&社説PickUp!(Bonus Trackアリ)

おはようございます。今週も新聞解説ながら聞き、元気にやっていきますよ!3月最後の月曜日がんばっていきまっしょ~~

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2024.03.25Full【新聞解説】①今週の予定②離婚後300日問題について③輸入牛肉、最高値
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■2024.03.25新聞解説Line Up!
①今週の予定
②離婚後300日問題について
③輸入牛肉、最高値

2024.03.25Bonus Track!
こちら会員限定のBonus Trackの音源と、取り上げた記事の元ネタURLです。

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20240325【BONUS】仏若者のワイン離れ
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仏ワイン生産者、売り上げ減歯止めにポップカルチャーとのコラボも
【3月24日 AFP】ワイン消費量の急激な減少に直面するフランスのワイナリーは、ポップカルチャーとのコラボレーションなど米国式マーケティングによる巻き返しを図っている。

■2024.03.25社説からPick Up!
本日は朝日新聞が一本のみですので、合計9本の社説が展開されています。
構成は、
①日経・読売・朝日が「ロシアでの銃撃テロ」
②読売・産経「尊富士の初優勝」
③日経「同意なき買収」
④産経「ICC所長に日本人」
⑤毎日「生活保護最多」・「ロングトレイル半世紀」
となっています。

①日経・読売・朝日が「ロシアでの銃撃テロ」
まず、三紙で3月22日(金)に起きた、130人超える犠牲者が生じたモスクワ郊外での銃撃テロが取り上げられています。

日経「世界でテロが拡大すれば経済を含め影響は大きく、日本にとっても人ごとではない。」
読売「罪のない人々を無差別に殺傷するテロは断じて許されない。ウクライナ侵略に気を取られ、ロシアは脅威を見誤ったとも言えるだろう。」
朝日「懸念されるのは、プーチン大統領が国民向けのビデオ演説で、今回のテロをウクライナと結びつけたことだ。犯人がウクライナに逃れようとして、協力を得ていたというのが、その主張だ。テロに対する国民の恐怖と怒りをウクライナに向かうよう仕向け、戦時体制の強化やウクライナを支援する欧米などへの批判に利用する思惑が透けて見える。隣国への憎悪をあおる、極めて危険な世論誘導というしかない。」

犠牲者に哀悼の意を表するとともに、悲劇の連鎖が起きないことを祈るばかりです。このテロ行為をきっかけに、さらなるウクライナ侵略やプーチン大統領の強権化などに繋がっていく可能性がありますが、国際社会はテロ行為は非難すべきですが、過激な報復が発生しないように目を光らせる必要があります。

②読売・産経「尊富士の初優勝」
荒れるといわれる大相撲春場所で、新入幕したばかりの尊富士が、優勝しました。新入幕力士の優勝は、1914年夏場所以来、110年ぶりの快挙です。

読売「今場所は、1敗の単独トップで迎えた14日目に朝乃山に敗れて右脚を痛め、救急車で病院に向かった。千秋楽の出場が危ぶまれたが、けがを押して土俵に立った。優勝後のインタビューでは「気力だけで(相撲を)取った」という言葉を残した。強さだけでなく、精神力も見事だった。」
産経「初土俵から所要10場所での優勝は、年6場所制となった昭和33年以降、幕下付け出しデビューを除けば貴花田、朝青龍の24場所を大幅に更新する最速の記録となった。歴史を塗り替えた快挙に拍手を送りたい。」

③日経「同意なき買収」
日経新聞のもう一本は、最近増えている「同意なき買収」についてです。資本の論理でお金さえ出せば、会社を買収することができるとはいえ、それが本当に競争力強化につながるのか?改めて確認をする必要があるのではないかと問題提起しています。

日経「M&Aで重視されるべき株主利益とは、買収される側だけでなく、買収する企業の株主も対象にしたものである。相手の意向を顧みず高値で株式を買い取っても、買収後にうまく経営できるかどうか疑わしい。人材や取引先が離散すれば競争力の向上につながらず、買った企業の株主も不利益を被る。」

④産経「ICC所長に日本人」
産経新聞のもう一本は、赤根智子裁判官が日本人で初めてICC所長に就任した件を取り上げています。

産経「ICCには124の国・地域が加盟するが、自国兵士が訴追されることを懸念する米国のほか、中国やインドも加盟していない。アジア太平洋地域の加盟は19カ国・地域にとどまる。(略)赤根氏は「アジア諸国にICCの存在意義や任務についてもっと知ってもらい、協力を促したい」と話し、東京にICC地域事務所を設置することを提案している。アジア地域の加盟国が増えることを期待したい

⑤毎日「生活保護最多」・「ロングトレイル半世紀」
毎日新聞は社会面的な話題二本を本日展開しています。

「生活保護最多」
毎日「生活保護の申請件数は4年連続で増えており、2023年12月時点で、過去最多となる165万3778世帯が受給した。(略)生活保護世帯の暮らしぶりは、自治体などのケースワーカーが把握しているが、子どもには目が行き届きにくいと指摘されている。新たに、奨学金の情報提供や進路選択の助言などをする訪問支援の仕組みを整える。支援の拡充によって子どもの選択肢を広げ、貧困の連鎖を断つことが重要だ。」

義務教育や高等教育の目的の一つに「選択肢の拡充」があると私は思っています。自分の進路をガチガチに決めるのではなく、柔軟性を高めるためにも多くのことを学べる環境を整えることが必要不可欠だと思っています。学んでいるときには「意味がない」「社会で使わない」と思っていることが、ふとしたきっかけで、その素養が必要となるケースもあると思います。

「ロングトレイル半世紀」
毎日「そもそも長距離自然歩道は、高速化・効率化重視の社会において「人間性の回復」を目指す取り組みとして始まった。コロナ禍で、健康志向や自然への関心が高まっている。現代社会のニーズの受け皿としても期待できそうだ」

健康の促進と自然の保護。あらためて「歩くこと」の大切さを考えたいですね。

■2024.03.25 社説一覧

[社説]ロシアは公正なテロ捜査を - 日本経済新聞

社説:モスクワのテロ 侵略を優先し脅威見誤った : 読売新聞

(社説)モスクワのテロ 強権化の口実にするな:朝日新聞デジタル

[社説]「同意なき買収」を競争力向上に生かせ - 日本経済新聞

社説:尊富士初優勝 気迫の若武者が歴史的な快挙 : 読売新聞

<主張>尊富士の初優勝 「荒れる春」を盛り上げた 社説 - 産経ニュース

<主張>ICC日本人所長 「法の支配」広げる先頭に 社説 - 産経ニュース

社説:生活保護が過去最多 社会の安全網より強固に | 毎日新聞

社説:ロングトレイル半世紀 歩く旅の楽しさ広げたい | 毎日新聞

それでは、今日も元気に行ってらっしゃ〜い^^

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